山崎美術館

川越の老舗菓子店『亀屋』の4代目生誕150周年を記念し、旧工場跡地を利用して始まったのが【山崎美術館】です。

4代目山崎豊翁は現埼玉りそな銀行川越支店(第八十五国立銀行)や現商工会議所の設立、芸術家の支援などにも尽力していたそうです。芸術家の中でも川越藩士だった『橋本雅邦』を援助していたそうで、山崎美術館は『橋本雅邦』を中心とした作品が展示されています。

ちなみにこの『橋本雅邦』さん、明治20年に創立された『東京美術学校』の日本画主任教授をされてます。有名な『菱田春草』や『横山大観』も彼から指導されていたそうです。明治時代を背景にした乙女ゲーム『明治東亰恋伽』をしたことがある方はテンション上がりません~~???

ここでは展示だけでなく、蔵など敷地内も見学ができます。

中に入ったのに外のような場所。土間に井戸と、その横にちょっとした休憩スペース。この休憩スペースでお茶とお菓子をいただきました~。なんだかここだけ見ると昭和な空気感があるんですよね。あまり人も来なかったので1人ゆったりくつろげました。

とても重圧な蔵。川越には煙草卸商をしていた『万文』の建物を使った『川越市蔵造り資料館』がありますが、そこで見ることができる蔵よりも重圧~な感じがする。資料館は何というか…爽やか?

山崎美術館 蔵

これを撮影したのはずいぶん前だったとはいえ平成のこと。撮影した写真の階段に貼ってあった御神徳が「火防」と「盗賊除」だったことに時代を感じて不謹慎と思いつつテンション上がってしまった私ですよ。現在さいたまの秋葉神社のサイトでは「盗難除」と表記されていますが、いつまで盗賊除だったのかな~。

山崎美術館の目と鼻の先に「川越商工会議所」があり、商工会議所を入り口として「大正浪漫夢通り」が続きます。この山崎美術館、建物は立派ですが外観だけ撮って大正浪漫通りに観光へ行ってしまう方を結構見るんですよね~。ま、私もそうだったんですけど。ちょっと興味あってもなんか厳格というか…私なんぞの一般庶民が入ってもよろしいのでしょうか…と躊躇ってしまう佇まいなんですもん。でも入ってみたらそんなこともなく。建物の造りにテンション上がって撮影した写真は、載せているものも含めブレているものばかりという結果です。

4代目が携わった「川越商工会議所」の建物もとても素敵な時代を感じる建築ですが、この近くに5代目の隠居所として建てられた和洋折衷の建物『旧山崎家別邸』もあります。そちらは館内見学ができるので、明治期の裕福な家を垣間見ることができてオススメです。

川越商工会議所

そして、4代目の携わった「第八十五国立銀行」は、『明治東亰恋伽』でも登場する『岩崎桃介』も実家”岩崎家”も設立計画に参加しています。そして父は銀行で書記を務めたそうです。意外とめいこいの登場キャラと川越つながりがあるんですね~~。めいこい好きさんにはぜひ『山崎美術館』と『第八十五国立銀行(現埼玉りそな銀行)』は見て欲しいです~。

第八十五国立銀行

あ、明治を感じるってとこで『川越市蔵造り資料館』と『旧山崎家別邸』も室内を観覧できるのでオススメです。

山崎美術館MAP

山崎美術館

  • 入館料 :一般¥500 大学・高校生¥350 中学・小学生¥200
  • 開館時間:9時30分~17時
  • 休館日 :木曜(祝祭日は開館)/年末年始/展示替期間

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