
東京圏から約1時間ほどの距離に位置する土浦市はアクセスしやすく、駅直結のサイクリング拠点施設があるためいつもと違った場所でリフレッシュしたいという方にオススメです。
土浦城跡のある『亀城公園』までの道のりには県指定文化財で江戸時代から続く酒屋『矢口酒店』や江戸時代後期頃に建てられた蔵の『大徳』・『野村』、琴平神社や不動院などなど城下町の風景を数多く残しており、1日散策するのにちょうど良いですよ~。
さて、本題の土浦城のお話へ。
この土浦城跡のある『亀城公園』の”亀城”は、土浦城の別名だそう。城が幾重もの塀に囲まれていて、水に浮かぶ亀のようにみえたことからつけられたとか。
この土浦城は、平城ですが守りやすく攻めにくい水城だったそうです。犬山城のような高い場所に建てられ、城の後ろは絶壁で守られた後堅固の城が攻めにくそうなイメージですが、平城も造りによっては守りやすく攻めにくいんですね~。
東櫓、西櫓があり、東櫓は土浦市立博物館の入館券で中を見学することが出来ます。2020年11月現在で一般は105円。
下の画像は西櫓です。
東櫓も良いのですが、私のオススメは櫓門。
城郭建築の構造としては関東唯一のもの。別名『太鼓櫓』と言い、定時になると2階に置いていた大太鼓を打ち鳴らしていたそうです。公園の雰囲気が素敵だな~と撮ってたら、つい反対側の撮影スポットから撮るのを忘れてました…。残念。なんだよ、見たかったよ!って方はは「観光いばらき」のサイトで見ることが出来ます~。
別の門は撮ってあるんだけどなあ~。
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ちなみに、門は霞門、高麗門、櫓門の3つ。
霞門の方角には霞橋があり、その先に東櫓が見えます。ここからの眺めが「これからお城へ行くぞ~!」という期待感を持たせてくれる景色になっていて、ワクワクしました。
この亀城公園に私が最初に入った場所がこの霞橋からだったのですが、後々写真を見返したらすごいことに。それがこちら。
はい、ドーン。
白いのとか写ってるのはみたことあったんですけど、虹色は初めて。
光の反射とかそういうことなんでしょうけど、場所が場所だけに神秘的な何かだったら良いな~と思っちゃいます。これが本物だったらとってもレアで高貴な霊魂と言われているみたいなので、とてつもなく嬉しいんですけどね。
真相はいかに!?誰かこれが何かわかる方いないかなああ。
この霞橋の道路を挟んだ向かいには古民家カフェ『城藤茶店』があります。
店内は、昭和の香り漂うレトロ空間で本を読みながらずっと居たいと思ってしまう居心地の良さ。おばあちゃん家というよりは、明治村にある文豪・森鷗外や夏目漱石が暮らした邸宅のような静かな佇まいという感じのが近いかな。大人が一人で落ち着いてのんびりと過ごすには最高です。
おもちのワッフルとブレンドコーヒーを頼みました。
おもちのワッフルにかかっているのは甘じょっぱい醤油。土浦は醤油の産地ですからね。肝心のお味は、みたらし団子を食べているようでした。
コーヒーはほどよい苦みで飲みやすく、美味しいです。思わず豆を買って帰りました。このオリジナルコーヒーには土浦の銘菓『九万五千石』と呼ばれるざらめのかりんとうが付いてきます。(2種類のかりんとうがついてきたのですが、九万五千石のかりんとうは食べてしまったので画像には写ってません…。)
ぬれ煎餅のようなしっとり感のかりんとうで美味しかったです。
土浦を満喫したメニューの数々でした~。
定休日:水曜
まとめ
土浦城やその周辺は1日ぶらりと何も考えず歩き回るのに適しているので、オススメ。また、駅直結サイクリング拠点施設『りんりんスクエア』では自転車をレンタル出来ることはもちろんコインロッカーや更衣室、そしてシャワーもあります。
私は前々から欲しいと思っていたミニベロのブロンプトンがレンタル出来ると知り、そちらを試したかったのでレンタサイクルしました。
ブロンプトンを始め、オシャレでインスタ映えするような自転車を借りることが出来るので、ぜひレンタサイクルして土浦城を始めとした土浦ぶらりをしてみてはどうでしょうか。
土浦城跡MAP
※土浦城跡(亀城公園)の中にある東櫓のみ入館料がかかります(土浦市立博物館の入館券で東櫓を見学出来ます)
- 入館料:大人¥105 小中高生¥50
- 開館時間:9時~16時30分(見学は17時まで)
- 休館日:月曜/年末年始など