
松山城は現代まで残る天守”現存12天守”の1つ。
21棟の現存建造物が重要文化財になっており、現存する建物では京都の二条城28棟に次ぐ多さだそうです。確かに今までいくつか見てきた中でも建物の数が多く、見どころも満載でした。また、天守は戦の時籠城するためのものであり生活する場ではないので全体的に城内は質素な感じがしていたんですけど、松山城はどことなく生活もしていたような雰囲気が感じられワクワクしました。
いざ松山城へ
松山市の中心部、山頂に構える松山城にはロープウェイを使って行きました。マップ的に「恋人の聖地」二之丸史跡庭園側からも歩いて行けそうな感じがあったのですが、今回時間の都合上松山城のみ見たかったのでロープウェイで。
大手門から180度カーブの坂道を登ると最初の門『戸無門』があります。名の通り、戸が造られた形跡のない門です。『戸無門』へ行く前坂から見える太鼓櫓とその奥天守は期待感に胸を膨らませる最初のスポットです。
ここから『筒井門』を通ると『隠門』や『隠門続櫓』、『艮門』、『太鼓門』などなど複数の門を見ることができます。天守に行くまでには本丸広場を一度通ることになります。
天守や櫓を四方に配置し、渡り廊下などで繋げた『連立式天守』であり、それぞれ結構な規模の大きさなので壮観です。小さな木が続く並木道を通って天守に行くのもまたワクワクする要素の1つでした。
アガる門の数々
みんな違ってみんなイイ。いや、ホントに。松山城の門はどれもドラマが生まれそうな造りで見てて楽しいです。
天守の中
基本的に床って木を使っているわけですけど、畳が敷いてある場所があるんですよね。それが部屋の雰囲気を出してて、人の居る住まいに感じるんですね~。これだけで温かみが出ますよね。
天守から見た景色
これ、街を見下ろした感じも素敵なんですけど、城の複雑な造りも見下ろせて最高に興奮しました。なにこの、芸術。たまらない。山の上にこれを造るってホントすごいことですよね。
まとめ
松山城は現存しているものが多く、とっても楽しめるお城です。明治6年に松山城は取り壊しの話が出ていたそうですが、初代町長に就任した「伊佐庭如矢」さんが阻止して下さり、現在も拝観することができます。その他、道後温泉の改築、そして興隆をもたらしています。伊佐庭さんが言っていた”100年後までも他所が真似できないもの”が100年以上経った今もなお残りこうして楽しむことが出来ているのは本当にすごいですね。
松山城MAP
【松山城】
料金 | 大人 | 小人(小学生) |
天守観覧券 | ¥520 | ¥160 |
片道券 | ¥270 | ¥140 |
往復券 | ¥520 | ¥260 |
総合(観覧+往復) | ¥1,040 | ¥420 |
13歳以上が大人料金
片道券・往復券はロープウェイの料金です。
▼ロープウェイ
期間 | 営業時間 |
2月~7月 | 8:30~17:30 |
8月 | 8:30~18:00 |
9月~11月 | 8:30~17:30 |
12月~1月 | 8:30~17:00 |
▼リフト
期間/営業時間:通年/8:30~17:00
定休日:ロープウェイ・リフト共に無休
▼天守
期間 | 営業時間 |
2月~7月 | 9:00~17:00 |
8月 | 9:00~17:30 |
9月~11月 | 9:00~17:00 |
12月~1月 | 9:00~16:30 |
定休日:12月第3水曜日
松山城天守への入場は営業終了30分前まで。