
矯正期間中、矯正装置が内頬に当たって痛いことがあります。多分、矯正装する方はみんな一度は通る道なのではないかと思います。
今回はなぜ痛いのか、そのときどうすれば良いのかなどについて書いていこうと思います。
内頬に当たって痛いのは何故?
私の症状
口内に違和感を3回目の通院後2~3週間した頃に、右上の奥の矯正装置が内頬に当たって痛かったのですが、次の通院のときまで我慢してそのときに見てもらったところ矯正装置が外れているとのことでした。
4回目の通院後2週間経った今回も、前回と同じく右上の奥が痛かったのでまた外れたのかなと思い、5回目の通院まで待たずに直してもらいに行くことにしました。その結果、今回はワイヤーが伸びたのが原因でした。
私の場合、違う原因で2度右上の奥が痛みました。
痛む原因
私の症状で分かる通り同じ場所ですが、内頬に当たって痛い理由が違いました。
前回は矯正装置が外れた、今回はワイヤーが伸びたということが原因で内頬に当たり痛くなったのですが、他にもワイヤーが抜けた、ワイヤーが折れたなどもあるみたいですね。
ちなみに「ワイヤーが伸びた」というのは、歯が動くことによってワイヤーの先端が出てきちゃうんだそうです。
歯並びが悪いとそれに合わせてワイヤーを曲げているそうですが、だんだん歯並びが良くなってくるとワイヤーもまっすぐになってくるので曲がっていた分の長さが余って先端が伸びてくるんだそうです。
歯並びが悪い時なので、歯列矯正を始めた初期が特になりやすいそうです。私の場合は3カ月くらい経ってからでした。
しょっちゅう頬にワイヤーの先端が引っ掛かったり、当たって痛かったりします。前回の「矯正装置が外れた」ときも同じ症状だったので、自分で判断はできないのではないかと思います。この「矯正装置が外れた」ときって私みたいな一般人が見てわかるものなのか聞いてみたら、「一般の歯医者さんでもわからないかも…」との返答でした。そんなにわかりにくいものなのね。
しかし舌で触ったときも鏡で見た時の感じも前回の「矯正装置が外れた」ときと「ワイヤーが伸びた」ときが同じように感じてたけど、自分の感覚はあてにならんなw
この「ワイヤーが伸びた」というのは、歯並びが良くなっている印なわけで喜ばしい反面、硬いものや挟まりやすいものを食べないように注意したりなどしっかり気を付けていても関係ないのが複雑なところです。
痛いときはどうすればいいの?
痛む原因は複数ありますが、基本歯医者さん専用ワックスを矯正装置(原因の場所)につけることで対処するみたいです。
上の画像のガードワックスを痛くなる原因の場所が覆えるくらいの大きさにちぎってくっつけます。
歯を乾燥させてからじゃないとくっつきにくいので、ティッシュで原因の場所(矯正装置)の辺りをふいてからワックスをつけてくださいと言われたのですが、その通りやってみても私はつかなかったので、かなり最初の頃に諦めてつけるのやめましたw
乾燥が足りないのか、ワックスの量が足りないのか…いずれにせよ、耐えられるくらいだから面倒くさいことするより我慢しようってなりました。
我慢できない程の痛みだった場合、歯科医院へ行って直してもらいます。私が通院している歯科医院は少し距離があるのでそれも含め、耐えられるときは来なくてもいいよと言われました。どうしても耐えられない場合、来院してくださいとのことで、これは「ワイヤーが伸びた」ときも「矯正装置が外れた」ときでもだそうです。
歯列矯正をしていると噛んだ気がしない?
ちょっとおまけで噛んだ感覚について。
歯列矯正をしていると食べ物を噛んでいても歯が浮いているような気がするというか、しっかり噛んだ気がしないことが多いです。なんでなのかなー?と思って院長先生に聞いてみました。
嚙む感覚というのは、歯槽骨と歯の間にある”歯根膜”が脳に伝えてくれるものだそうで、ここが広がることで噛んだ感覚が鈍るそうです。歯列矯正をしている間は歯が動いているので、歯根膜も広がるため噛んだ気がしないのも仕方ないみたいです。
しっかり嚙んだ感覚がないと満腹感なくてたくさん食べちゃうし(美味しくても食べちゃうけどもw)、美味しさがちょっと減ってる気がするので”歯根膜”って大事なところだったんだなーと実感しました。
まとめ
2度同じ場所に痛みがあり聞いてみたら痛みの原因が違ったので、今回はそのことについて書いていきました。
どちらにしても、遠くから通っている私は「我慢できない痛み出ない限り次回の通院時に見てもらう」ということでいいとのことでしたが、ワイヤーを直してもらうと歯が引き締まった感じがするので緩んでいたことがわかります。次の時まで緩い状態だと気になりますし時間が取れる方は直してもらいに行く方がいいと思います。
なんとなくこのことを頭の隅にでも入れていると、不安は減るのかなと思います。
少しでも安心して歯列矯正をしていきましょう~。