
『弘前』には有形文化財や県重宝に指定されているような歴史的建造物を見学だけでなく、その空間で飲食をすることができます。
また、青森県といえば”りんご”を思い浮かべる方は多いと思いますが、『弘前』はりんごの生産量が日本一。『弘前』市内ではアップルパイやタルトタタンなどりんごを使ったデザートに力を入れていて、喫茶店や洋菓子店など至る所で食べることや、購入ができます。
『弘前』に訪れるなら、せっかくなので歴史的建造物で飲食をしませんか!
スターバックスコーヒー弘前公園前
言わずと知れたスターバックス。全国で三店舗ある登録有形文化財を使用したスターバックスの一つ。神戸市の『北野異人館店』も素敵でしたが、こちらのほうが大人っぽい落ち着いた雰囲気ですね。
旧第八師団長官舎として造られた木造平屋。大正時代の高級住宅を彷彿させる建物です。内装には”津軽こぎん刺し”など日本の伝統的な模様が取り入れられ、オシャレで品のある造りになっています。
残念ながらチェーン店なのでアップルパイはありませんが、普段のスターバックスとはまた違うので比較しやすく話のネタにもなりますし、営業時間が長いので早く到着した時や遅い時間に出発の時はオススメです。
- 営業時間:7時~21時
- 定休日 :不定休
- Wi-Fi :あり
大正浪漫喫茶室
藤田記念庭園の洋館内にある喫茶店。庭園に入るには入園料が必要ですが、洋館の喫茶店に入る分には入館料無料です。
藤田記念庭園敷地内には洋館『旧藤田家別邸洋館』だけでなく、和館『旧藤田家別邸和館』、倉庫『考古館』がありそのいずれも国の登録有形文化財になっています。そして、”別邸”ですが広い。庭園も東北地方でも有数の大規模さだそうで、実業家藤田さんがいかに凄腕だったのかがわかります。
こちらの喫茶ではアップルパイが食べられます。なんと市内のアップルパイを常時数種類揃えているので食べ比べができます!ほかのお店へ行かずとも食べられるのはうれしいですね!
ちなみに、倉庫『考古館』は和カフェを営業しています。
- 営業時間:9時~17時
- 定休日 :無休
サロン・ド・カフェ・アンジュ
『旧東奥義塾外人教師館』内にあるカフェ。県重宝です。
アップルパイが食べられます。生地のしっとりさとサクサクさに加え、ナッツのつぶつぶな食感も味わえます。
- 営業時間:9時30分から18時(冬季変動あり)
- 定休日 :年末年始
弘大カフェ成田専蔵珈琲店
旧制弘前高等学校外国人教師館。現在、弘前大学構内にあります。『弘大カフェ』は地元のコーヒー店である『成田専蔵珈琲店』に業務委託しているそうです。私は二階に上がりましたが、シンプルでおしゃれでした。『弘大カフェ』として営業する際改装しましたが、暖炉は残したようです。
アップルパイは食べられませんが、弘前のコーヒーを登録有形文化財でいただくことができます。
- 営業時間:10時~18時
- 休業日 :月曜(祝日の場合営業)
りんご王国
弘前では”アップルパイガイドマップ”が無料で配布されています。掲載されているだけでもなんと43種類。
”アップルパイガイドマップ”には、
- アップルパイの写真
- 甘味・酸味・シナモンの5段階評価
- 特徴
- 営業時間
- 定休日
- 販売期間
- 住所
- 電話番号
- お店の場所のマップ
が掲載されているのでとてもわかりやすく、どこで食べるか決めるのにとても役立ちました。タルトタタンについても同様の内容が書かれているガイドマップがあります。
数日の旅行内にこれだけ回ることは難しいので、弘前に行かれる際にはぜひご活用ください。弘前市内でもガイドマップは入手できますが、『弘前観光コンベンション協会』の”りんごの街のアップルパイ”のページにてガイドマップのファイルをダウンロードすることもできます。食べ比べ好きには見ているだけでも楽しいガイドマップです~。
まとめ
弘前は喫茶店・カフェだけでも素敵な場所が多く、時間と胃が足りませんでした。
迷ったときには歴史的建造物を使った喫茶・カフェに行くのはどうでしょうか。