萬翠荘外観

「坂の上の雲ミュージアム」を登った先、松山城の麓に位置する【萬翠荘】は旧松山藩主の子孫『久松定謨』が別邸として建てた洋館です。

各界の有名人が集まる社交場としてだけでなく、皇族の方々が滞在場所としてよく使用していたそうです。それに見合う上品で美しいフランス・ルネサンス様式の建物であり、今もなおそんな当時の世界へと連れて行ってくれる雰囲気を醸し出しています。

大正浪漫溢れる洋館

萬翠荘とは、

(萬)よろず (翠)みどり (荘)やかた
”松山城の麓の緑の森の中に佇む邸宅”という意味です。

萬翠荘パンフレットより

その名の通り、山を少し登った先、森の中にあります。歩いている途中木々の間から見える立派な洋館に期待が膨らみましたが、実際それ以上に素敵でした。

外観

外観は目黒にある『旧前田侯爵邸』の洋館、それと少し上野の『旧岩崎邸』の玄関前を思わせました。けど様式が違うんですよね~。あちらはイギリスですし。

あと、中にミニチュアの萬翠荘があるんですけどすごくいいです。この凝ったデザインをいろんな角度から嘗め回すようにみれますからね。最高に楽しいです。

萬翠荘

内観

館内に入ってすぐ目に入るのが階段を上った先、踊り場にある大きなステンドグラス。ステンドグラスを含め、思わず目を輝かせてしまうデザインの館内です。また、踊り場から玄関を見ても素敵。

踊り場から

クラシックが流れ、正装の女性や男性が会話をすしている姿を想像してしまう大広間。

大広間 大広間

インテリアも完璧な洋館かと思えばめちゃくちゃ日本っぽい金の屏風や鎧が飾ってあったり。さすがにジャンルが違い過ぎて目立つなあ~。

洋館と金の屏風 洋館と鎧

玄関から右側に入った部屋「謁見の間」の扉の上に描かれている絵画っぽいのとかステンドグラスがまた凝っててすごい。あとこの角度から見る凝ったデザイン寄せ集まった感じが好き。

謁見の間

迎賓室はシンプルだけど高級感あふれるお部屋ですね。1つ長椅子なのは1人が座るのかな。暖炉もその上に鏡があるのもみんな同じだけど、デザインがそれぞれ異なってました。

朝食を取るのに相応しい静かで優しい光のさすお部屋。ここで昭和天皇(になられる前)、実際朝食を召し上がったそうです。

まとめ

萬翠荘は大正の社交場を今も残す貴重な建物です。今はなき明治の社交場「鹿鳴館」もこんな雰囲気だったのかなあとちょっと思ってみたり。凝った造りで細かいところまで面白い建物でした。

萬翠荘MAP

萬翠荘

  • 観覧料 :大人¥300 小中高校生¥100(イベントにより変動あり)
  • 開館時間:9時~18時(イベントにより変更あり)
  • 休館日 :月曜(イベントにより変更あり)

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